樹脂パーツは、経年劣化によりくすんでしまい、艶のある黒は無くなってしまいます。
そんな色あせたバンパーやフェンダーに、悩まされている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな色あせた樹脂パーツを復活できる、「シュアラスター レジンコーティング」で色あせた樹脂パーツを復活させます。
本当に復活するのか?実際に塗装して検証していきます。

商品紹介 「シュアラスター レジンコーティング」
造膜硬化タイプの厚みのある高耐久被膜により、未塗装樹脂の黒さ・艶を復活させ、白化から保護します。

使用箇所
バンパー・ディフューザー・カウルトップパネル・グリル・ドアミラー周り・フェンダーアーチ・エンジンルーム内のカバー類など
レビューの平均評価点も高い商品ですが、実際はどうなのか?検証していきます
実験開始
用意したものは、古くなったサンバーのミラー。
ミラーが折れてしまい、中古で新しいミラーを買ったのですが、変色してしまって艶が全くない状態でした。

早速塗っていきます。
1 まずは表面の汚れをしっかり取りましょう。

2 キャップを閉めたままボトルをよく振り、付属スポンジ(柔らかい面)に液剤を適量滴下します。

3 未塗装樹脂パーツに均一に塗り伸ばし、付属のクロスで軽く拭き上げる。

・容器を強く推すと中栓が外れることがあるので注意する。
・未塗装樹脂パーツに付着した場合は、すぐに拭きとる
・劣化が酷い未塗装樹脂など、塗装面の状態によっては十分な効果が発揮されない場合があるので繰り返し施工する。
という注意書きが書かれています。挑戦する方はしっかり守りましょう。
4 施行後は24時間放置する。触ったり、濡らしたりしないよう注意する。
造膜硬化タイプの厚みのある高耐久塗膜により、未塗装樹脂の黒さ・艶を復活させ、白化から保護します。とありますが実際はどうなのか?
実験結果
見た目は艶も出てきて、黒くなりました。触ってみると少しヌメヌメしています。

傷も消えると書かれていましたが、このミラーの傷は一回塗っただけでは消えませんでした。
何度も塗り重ねれば消えるのかもしれません。
触った感じは、凹凸が少なくなっている気がします。
ボディにある樹脂パーツにも塗ってみましたが、綺麗になりました。

マスキングをせずに塗りましたが、はみ出した部分が黒くなってしまいました。
パーツクリーナーで拭きとることはできましたが、塗装するときはしっかりマスキングすることをおすすめします。
動画で詳しく解説
まとめ
スポンジで塗膜を伸ばしていくタイプなので、スプレータイプと違い飛び散らずに塗れて、比較的簡単に塗装することができると思います。
取り外しできない樹脂パーツも、周りをマスキングをすれば塗れると思います。
耐久性はテストできませんが、塗った直後は綺麗になりました。
商品の説明では、6か月と書かれています。
樹脂パーツの劣化にお悩みの方は、一度挑戦してみるのもありかもしれません。