車で走っているときに、進路変更や右左折でウィンカーを出しますよね?
簡単な道ならいいのですが、複雑な道でどっちにウィンカーを出すか迷ったことはありませんか?
ウィンカーの間違いにより、事故を誘発する危険性もあります。
今回は、紛らわしい道や、複雑な道でどちらにウィンカーを出すべきなのかを解説します。
ウィンカーの間違いは違反?つかまるの?
ウィンカーの間違いは違反になります。
合図不履行違反にあたるので、間違えてしまっただけで1点の違反になり罰金は5000円~7000円になります。事故を誘発する危険な行為なので、間違わないようにしましょう。

ウィンカーの基礎知識・おさらい
分かっている方が多いと思いますが、ウィンカーは右左折の時や、転回するときは30m手前から点滅させて、終わるまで点滅させなければいけません。
車線変更の時は、3秒前にウィンカーを点滅させなければいけません。進路を変える場合や、車線変更でもしっかりウィンカーを出すようにしましょう。
出さない人も見かけますが、事故を誘発する危険な行為なので必ず出すようにしましょう。

迷いやすい道・間違いやすい道4選
・1つ目 停止線のない合流車線を矢印の方向に進む場合

この場合は右のウィンカーを出しましょう。停止線のない合流車線は、そもそも転回が禁止されています。そのため、進路変更と同じ扱いになります。
交差点なのか、付加車線なのかをしっかり見極めましょう。
・2つ目 停止線のある合流車線を矢印の方向に進む場合

この場合は左のウィンカーを出しましょう。
こちらの場合は、交差点の扱いになります。右のウィンカーを出してしまうと右折と思われてしまいますので気を付けましょう。
停止線の有無や、標識をしっかりと確認しましょう。
交差点になるのか、付加車線になるのかが重要です。
・3つ目 主要道から左にそれる場合

この場合は左のウィンカーを出しましょう。
たまに見かけますが、まっすぐ進むからウィンカーを出さなくてもいいと思っている方がいます。
これは間違いで、事故の誘発につながります。
あくまでも主要道に対して、どちらに進むかが重要です。
主要道は右のカーブの道です。これに対して左に曲がるという認識ですので、左にウィンカーを出しましょう。
・4つ目 環状交差点(ラウンドアバウト)

全国でも120か所くらいしかありませんが、信号のない特殊な交差点です。
交差点内は一方通行になっており、車は交差点内をぐるぐる回り、自分の行きたい方向でまがって交差点から出ていく特殊な交差点です。
こちらの場合は、交差点内に進入するときはウィンカーはいりません。出るときに左のウィンカーを出して交差点から出ていきましょう。
動画解説
まとめ
ウィンカーというのは事故を防ぐ、非常に重要なものです。
指示器を出さない人も見かけますが、危険な行為なので必ず出しましょう。
間違って出していたという人は、これからは間違えないように迷わないようになってもらえたらと思います。
複雑な道も多いですが、交差点なのか、付加車線なのか、主要道はどちらなのかを考えれば、答えは分かると思います。