【驚愕】車の盗難手口と対策方法とは?犯人グループの技と防止策3選を解説。

大切な車がもし盗まれてしまったら、考えるだけで恐ろしいですね。
しかし、他人事ではないかもしれません。
あなたの愛車も、もしかしたら盗まれてしまうかもしれません。
最近の盗難手口は非常に厄介で、音もなく車を盗み去っていきます。
今回は、ご自身で愛車を守れるようになるために、代表的な車の盗難手口3つと、その対策方法について解説いたします。

盗難手口3つとその対策方法とは?

・盗難手口1 リレーアタック

最近の車は、スマートキーと呼ばれる非常に便利なものが搭載されています。
これによって車のカギを取り出し、鍵穴にさしてドアの開閉やエンジンを始動させる必要はなくなりました。
車のドアに触るだけでドアの開閉が可能になり、エンジンをかけるときもブレーキを踏んでボタンを押すだけでかかるようになりました。
この便利な機能を悪用して、車を盗む方法がリレーアタックです。
鍵から出ている微弱な電波を、専用の機械でキャッチして車まで電波を飛ばすことによってエンジンをかけて乗り去ってしまう手口です。
物音もなく乗り去ってしまうので、愛車がなくなってから気付くことになるでしょう。

・対策方法

リレーアタックは先程説明した通り、鍵から出る微弱な電波を利用して行う盗難手口です。
その為、対策もシンプルです。鍵から電波をキャッチできないようにしましょう。

  • 1.電波を遮断できるようにケースや缶に鍵を入れて保管
    遮断できているか心配な方は、ケースや缶に鍵を入れたまま車に近づき反応するか試してみましょう。
  • 2.車から離れた位置にカギを置く
    家に遮断できるものが何もない方は、家の外壁から可能な限り離れた位置に鍵を置きましょう。
    スマートキーの電波は微弱な電波です。その為に、1m~1.5mほどしか電波をキャッチできません。
    犯人が電波をキャッチできないように玄関などには置かないようにしましょう。
    カー用品店でも遮断できるようなケースが売られていますので、購入することをお勧めします。

電波さえ遮断できればリレーアタックは対策できます。ケースや缶に入れるだけでは不安という方は、専門の業者がリレーアタック防止装置の取り付け販売をしている業者もありますので、調べてみるのもいいかもしれません。

・盗難手口2 配線ジャック

映画のワンシーンで見たことある方も多いでしょう。
車の下に潜り込み、配線をいじって鍵をかけエンジンを始動させてしまうという手口です。
盗難は通常2.3人で行われることが多いです。
リレーアタックを防止しているから安心というわけではありません。

・盗難手口3 専用工具で鍵を開けてしまう。

昔からありますが、専用の工具を用いて鍵を開けてしまう手口。
鍵をなくした、鍵をロックして解除できなくなってしまってJAFを呼んだという経験がある人は分かると思いますが、プロは簡単に車のカギを開けることができます。
つまり、盗難グループも簡単に車のカギを開けることができます。
そしてエンジンをかけ、大事な愛車を乗り去ってしまいます。

対策方法

上記2つの対策方法としては2つあります。

1.セキュリティーアラームを取り付ける。

盗難やいたずらを防ぐことができます。鍵を持っていないものが車に対しアクションをすると警報が鳴るようにしてしまうのです。
これにより、盗難を防ぐことができます。
しかし、その装置も万能ではなく、解除されてしまうこともあります。

2.物理的なロックをかけてしまう。

外付けのハンドルロックや、タイヤロックをかけることが効果的です。
取り外す際は、必ず物音がするので犯行グループはあきらめることがあります。

プロ実演!車を盗難する参考動画

まとめ

リレーアタックが主流で、それさえ防げれば盗難されないと思っている方もいるでしょうが、最新の盗難手口は多種多様で、簡単に車を盗んでしまいます。
紹介はしていませんが、OBDを悪用したCANインベーダーや、イモビカッター、コードグラバーなどは、現状その対策はほとんどなく物理的なロックをかけるくらいしか対策はありません。
車の盗難は増加傾向にあります。
大切な愛車が盗難されてしまう前に、是非一度、盗難対策を見直されてはいかがでしょうか?

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