みなさんこんにちは! AMCのソンシ です!
本日はホイールの幅について解説いたします。
引っ張りタイヤのメリットデメリット、
使用に合わせたオイシイホイールの幅も分かるはず!
適正ホイール幅はカタログに載っている
市販のタイヤに組む適正ホイール幅は、
日本自動車タイヤ協会(JATMA) やETRTOにて設定されています。
適性ホイール幅に組み付けたときに、下の図の様な綺麗なタイヤの形になるようになっており、
操縦安定性と乗り心地のバランスがちょうど良い所に来る様になっています。
また、各タイヤメーカーのカタログにも、タイヤサイズの横に適正ホイール幅を書いている事が多いです。
↓DUNLOP ホームページ タイヤサイズラインナップ一覧

引っ張ると乗り心地が悪くなる。(ちょっと剛性感up)
ホイール幅を広くすると、タイヤも広くなり、
タイヤは一般的に1インチホイールを広げると約10mm広くなります。
例えば195でも205のタイヤのようになります。
ただし、トレッドの幅は195のままなのと、材料長さは変わらないので、
↓図の様に、 ピンと張ったような形になります。これこそ引っ張りタイヤの名前のゆえん!
つまり、引っ張りタイヤだと、地面に接地する幅が増え、サイドの張りが増え、たわみにくくなるので、
剛性感は少し増えるが、乗り心地が大きく悪化してしまいます。
しかし! 乗り心地など減らしてOK! タイヤ剛性が欲しい!という方なら話は別。
やってみる価値有りです。
目安としては、基準に対し+0.5インチ、多くても1.0インチ広いホイールに組んでみましょう。
引っ張るのは1インチまで。それ以上は見た目以外何も良くない。
ドレスアップの人達がよくやっている、1.5インチ以上の広いホイールに組み付ける、
「鬼引っ張り」
215/35を9.5インチに組んだり、235/40を10.5インチに組んだり。
カッコいいんですけどね~笑 私も20代の頃は215/45は9.0インチ!が定番でした笑
でも、タイヤ性能では悪いことばっかりです。
↓図の様に、 剛性を出しているビード部が折れ曲がってしまうので、
もはや剛性感も出なくなりますし、
トレッドの端まで地面に接地する様になるのでショルダーの減りがとてつもなく早くなり、
タイヤが膨れ上がって餅みたいになるショルダーセパも発生します。
タイヤの寿命も1/3になってしまうでしょう。
とはいえ、カッコ良さを求めている人はそれを承知でやっちゃうんですけどね笑
まとめ
ホイールの幅もチューニングの1つと考えると、結構面白いですよね?
ただ、やりすぎは性能や寿命を落とすだけなので、ホドホドニ・・・
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